二重窓にするデメリットとは? リフォームして後悔したポイントを解説 |千葉・船橋・習志野の五稜建設

五稜建設のインスタグラム
お問い合わせ電話番号043-251-7370定休日:日祝、第1・3土曜

お役立ちコラム

コラム

二重窓にするデメリットとは? リフォームして後悔したポイントを解説 

既存の外窓の室内側に内窓を取り付ける二重窓リフォームは、断熱効果や結露防止などのメリットが多いリフォームです。
しかし、二重窓にリフォームしたことを後悔している人も少なくありません。
二重窓にするリフォームにはどのようなデメリットがあるのでしょうか?

 

本記事では、二重窓のデメリットについて詳しく解説します。

二重窓にするデメリットとは? リフォームして後悔したポイントを解説 

そもそも二重窓とはどんな窓?

二重窓とは、今ある窓の内側にもう一枚窓を取り付けて、外窓と内窓の2枚の窓ガラスがある窓を二重窓と呼びます。
外窓の内側にもう一枚窓があるため「内窓」、サッシ枠が二枠あることから「二重サッシ」と呼ばれることもあります。

ペアガラスや複層ガラスとの違い

二重窓と混同されがちな窓ガラスに、ペアガラスや複層ガラスがあります。
ペアガラスとは2枚のガラスで形成されている窓ガラスのことで、サッシ枠は1枚分です。

 

複層ガラスとはさらに3枚以上のガラスで形成されている窓ガラスのことで、こちらもサッシ枠は1枚分のみです。
二重窓では外窓と内窓の両方にサッシ枠があるので、構造そのものが違います。

断熱や結露防止に効果あり?二重窓にするメリット

既存の窓にもう一枚窓を付け加える二重窓では、二枚のガラスの間に空気層が生まれ、ペアガラスや複層ガラスに似た効果が得られます。
二重窓にリフォームする代表的なメリットは以下の通りです。

 

・断熱効果がある
・日差し除けができる
・結露を防止できる
・防音対策ができる
・防犯に繋がる

二重窓にして後悔した? 二重窓のデメリット

二重窓にするリフォームにはいろいろなメリットがありますが、「二重窓にして後悔した」という口コミもよく見かけます。
二重窓にするデメリットには、一体どんなものがあるのでしょうか?
ここからは、内窓を取り付けるデメリットを紹介します。

掃除が大変になる

二重窓にすると窓ガラスが外窓と内窓の2枚になるため、単純に2倍の窓ガラスを掃除する必要があります。
また、内窓と外窓の間の狭い空間にもホコリやゴミが溜まるため、その部分の掃除も必要となります。
窓を常にきれいに保ちたいという方にとっては、二重窓にして掃除がしにくくなるのは大きなデメリットと言えるでしょう。

窓の開け閉めに手間がかかる

二重窓を開け閉めする際には、内窓と外窓の両方を開けたり閉めたりする必要があります。
洗濯物を干すベランダに続く掃き出し窓など、頻繁に開け閉めする必要のある場所では、開け閉めに手間がかかることに煩わしさを感じるかもしれません。

室内が狭く感じられる

二重窓リフォームでは外窓の室内側にもう一枚の窓枠を取り付けるため、室内が数cm分狭くなります。
通常サイズの腰窓なら窓枠部分が狭くなる程度なので室内の広さに大きな影響はありませんが、ベランダに続く掃き出し窓や幅の広い大きな窓の場合は、内窓を取り付けると室内が一回り狭く感じられることがあります。

設置費用が高い

二重窓のリフォーム費用にかかる相場は、窓の大きさや種類にもよりますが、一箇所あたり約4万円~15万円です。
二重窓にして暖房費などが節約できたとしても、家中の窓を二重窓にするとなると多額のリフォーム費用がかかります。

 

仮に家中を二重窓にして光熱費を節約できたとしても、年間での違いは2~3万円程度だと言われており、リフォーム費用の元が取れるまでには10年以上かかってしまいます。

二重窓にするデメリットを克服するには?

二重窓リフォームを検討している方は、二重窓にしたことを後悔しないためにもデメリットもしっかり理解しておくことが大切です。
二重窓にするデメリットを踏まえて、それでも二重窓リフォームを進めたいという場合は、どのような点に気を付けたら良いのでしょうか?

二重窓にする部屋を厳選する

二重窓の設置には一箇所あたり数万円のリフォーム工事費がかかるため、家全体の窓を二重窓にするとなるとリフォーム費用が高額になってしまいます。

 

使用頻度の高いリビングルームや寝室、騒音が気になる部屋、防音をしたい部屋など、二重窓にしたい目的を考慮した上で、二重窓を取り入れる部屋を厳選するのがおすすめです。

補助金制度を利用する

二重窓リフォームには高額なリフォーム工事費用がかかりますが、省エネ政策の一環として国の補助金が活用できる場合もあります。

二重窓リフォームで活用できる補助金の例は以下の通りです。

 

・既存住宅における断熱リフォーム支援事業(環境省)
・住宅省エネ2023キャンペーンこどもエコ住まい支援事業
・住宅省エネ2023キャンペーン先進的窓リノベ事業

 

また、お住まいの市区町村で自治体主導の補助金が活用できるケースもあります。
国から出る補助金と併用できるものもあるので、さらにお得に二重窓リフォームができる可能性があります。

まとめ

二重窓には 断熱、結露防止、防音、防犯などいろいろなメリットがありますが、高いリフォームコストや掃除のしにくさなどのデメリットもあります。

 

「二重窓リフォームをしたけれど後悔した!」というケースでは、計画段階で二重窓にするデメリットを考慮していなかったのが原因であることが多いようです。
二重窓にする箇所を厳選したり助成金を活用したりすることで、二重窓リフォームのデメリットを解消しましょう。

このページのトップに戻る