トイレ床の張り替え費用はいくら？おすすめ素材と失敗しないコツ
初めてのトイレリフォームで悩むのが「床材選びと費用の見積もり」。
見た目だけで選んでしまうと後から「失敗した！」と感じることも少なくありません。
この記事では、トイレの床張り替えにかかる費用相場や床材ごとのメリット・デメリットを詳しく解説します。
安心して工事に進めるためのコツを知っておきましょう。
目次
トイレの床張り替え費用｜見積もりを取る際の注意点
トイレの床張り替えを検討する際、まず気になるのが費用です。
実際の総額は選ぶ床材や施工範囲によって大きく変わりますが、見積もりを取る際には複数社から相見積もりを取って比較し、見積内容の詳細や含まれる作業範囲の確認が重要です。
安さだけで選ぶと後々追加費用が発生する場合もあるため、内訳や保証内容もチェックしましょう。
床張り替えの平均費用相場はいくら？
トイレの床張り替えにかかる平均的な費用は、選択する床材や下地の状態によって異なりますが、一般的には3万円〜7万円程度が相場です。
この価格には既存の床材の撤去費、新しい床材の材料費、施工費が含まれます。
クッションフロアのような手頃な素材を選ぶと費用を抑えやすく、フロアタイルやフローリングなど選ぶ素材によってやや高額になる傾向があります。
また、トイレの広さが1畳未満と狭い場合でも、最低工事単価が適用されることも多いため、事前に施工会社へ細かく確認することが大切です。
価格が大きく変動するポイント
トイレの床張り替え費用は、主に「床材のグレード」「施工の難易度」「下地の状況」「追加工事の有無」によって大きく変わります。
例えば、単純な張替えで済む場合と、下地が傷んでいて補修が必要な場合では費用に差が出ます。
また、防臭・防水性能アップなど機能性の高い材料を選ぶと、価格も上がります。
その他、トイレ本体の脱着作業が伴う場合は、その分の追加費用が加算されるので見積もりの際は内訳を確認しましょう。
床材の種類ごとのメリット・デメリット
トイレリフォームでは、床材選びが見た目や快適性、メンテナンスのしやすさに大きく影響します。
クッションフロア・フロアタイル・フローリング・Pタイルや長尺シートなど、各床材にはコストや機能面での違いがあります。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解し、ライフスタイルや重視するポイントに合った素材を選ぶことが満足度の高い施工につながります。
クッションフロア（CF）の特徴と費用感
クッションフロア（CF）は、比較的安価で施工が手軽なため、トイレリフォームで非常によく選ばれている床材です。
ビニール素材でできており、水に強くお手入れも簡単なので、家庭用トイレの床に最適です。
デザインも豊富で木目調やタイル風など見た目のバリエーションも楽しめます。
費用も安く、材料と施工をあわせて1万〜3万円程度とリーズナブルです。
ただし表面が柔らかい分、重いものを落とすと凹みや傷がつきやすいというデメリットもあります。
フロアタイルの特徴と費用感
フロアタイルは、リアルな質感を持つ素材で、高級感を求める方におすすめです。
耐久性があり傷や水に強いので、長期間美しい状態を保つことが可能です。
また、部分的な補修がしやすいのも魅力のひとつです。
費用は材料・施工費で2万〜6万円程度が目安となり、クッションフロアよりもやや高めですが、耐用年数や風合いの点では優れています。
ただし、表面が硬いため足触りの冷たさや商品によっては滑りやすい点に注意が必要です。
フローリングの特徴と費用感
フローリングは木の温もりやナチュラルな雰囲気を演出できる床材で、他の床材に比べてデザイン性の高さが特徴です。
無垢材や合板など種類も豊富で耐久性もありますが、水分には弱いため防水対策が必要です。
費用は材料や施工方法により異なりますが、3万〜7万円程度が相場です。
木目の美しさを楽しみたい方におすすめですが、水濡れによる反りやカビのリスクもあるため、小まめなお手入れが不可欠といえます。
Pタイルや長尺シートの特徴と防水性やメンテナンス性の違い
Pタイルや長尺シートは、商業施設などでもよく採用される耐久性の高い素材です。
Pタイルは硬質で傷や汚れに強い一方、水に対しては隙間から浸水するリスクがあるためトイレにはあまり適しません。
一方、長尺シートは継ぎ目が少なく防水性・耐薬品性に優れ、メンテナンスも容易です。
費用は2万〜5万円程度で、耐久性や手入れのしやすさを重視したい方に向いています。
使用用途や求める性能によって使い分けるのがポイントです。
床張り替えでよくある失敗と後悔しないコツ
トイレの床をリフォームする際、多くの人が見落としがちなポイントや施工後に「こうしておけば良かった」と感じる点がいくつか存在します。
特に床材選びや業者選定の段階でミスをすると仕上がりや耐久性、メンテナンス性で後悔することも。
事前のリサーチと信頼できる業者選びが満足度アップのカギです。
床材選びで後悔しやすいポイントや施工業者選定の落とし穴
床材選びの際によくある後悔の理由として、「思ったより滑りやすかった」「掃除がしにくい素材だった」「家具跡や傷が目立ちやすい」などがあります。
施工業者選びでも価格の安さだけで決めてしまい、工事後のフォローが不十分だったり、下地補修が不完全だったりするケースも。
必ず使用イメージを明確に伝え、サンプル確認や実績のある業者に依頼をしましょう。
また、工事内容の内訳を事前に確認し、保証やアフターサービスが整っているかどうかも重要なポイントです。
まとめ
トイレの床張り替えリフォームを成功させるには、予算や目的に合った床材選びと信頼できる施工業者の選定が何よりも大切です。
見積もり時には工事内容を丁寧に確認し、不明点は必ず質問しましょう。
床材ごとの特徴とメンテナンス性を理解し、ご家庭のライフスタイルや将来のメンテナンス負担も考慮した上で満足できるリフォームを目指しましょう。
