オフィスのリフォームを成功させるポイントは?メリットや費用を詳しく解説
「業務が変化しオフィスが使いにくくなった」
「古くなったオフィスのインテリアを一新したい」
など、さまざまな理由でオフィスのリフォームを考えている経営者は多いでしょう。
本記事では、オフィスのリフォームについて詳しく解説します。リフォームするメリットや費用相場などを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
オフィスをリフォームするメリットは?
オフィスをリフォームするためにはコストや時間がかかり、会社の業務へ支障が出ることもあります。
しかし、会社として得られるメリットも見逃せません。
ここでは、オフィスのリフォームをするメリットを紹介します。
オフィス環境を改善できる
デザインされたてから15年、20年と経ってしまったオフィスでは画一的なスペースが多く、現在の業務形態や働き方には合わないケースがよく見られます。
オフィスのリフォームを機に、社員同士がコミュニケーションを取りやすいリフレッシュスペースや、ビデオ会議などで周囲に気をつかわず使える個室スペースを設けるなど、古いオフィスにはなかった機能をプラスすることで、社員が働きやすく業務を行いやすい環境を提供できます。
会社のイメージを向上させられる
オフィスはただ業務をする場所ではなく、会社のコンセプトやイメージを打ち出す大切な場でもあります。
オフィスをリフォームすると、オフィスを訪れた取引先や顧客に好印象を与えることができます。
従業員のモチベーションを向上させられる
オフィスで働く人にとってオフィスは、1日24時間のうちの8時間を過ごす大切な場所です。
新しくておしゃれなオフィスは従業員にとっても心地よく、働くことにプライドを持てる場所となります。
オフィスのリフォーム工事で大切なポイント
何かとメリットの多いオフィスのリフォームですが、業務で使っているスペースで工事をするため考慮すべき点も多くあります。
ここでは、リフォーム工事で押さえておきたいポイントを解説します。
工事できる範囲を確認する
完全な自社物件でない限り、オフィスのリフォームで手を付けられる場所とそうでない場所があります。
ビルの共有部分やオフィス契約時から設置されているパーティションなどは、変えることができません。
オフィス賃貸契約書に今一度目を通して、リフォーム工事ができない範囲に触れていないか確認してみましょう。
フルリノベーションかポイントリノベーションか?
オフィスのリフォームは、オフィス全体を一新するフルリノベーションと、オフィスの一部だけをリフォームするポイントリノベーションの2種類があります。
フルリノベーションは費用も工事期間もかかりますが、オフィス全体を一新することで統一感のあるオフィス作りが可能になります。
しかし、オフィス全体が工事現場となってしまう上に工事期間も長くかかるため、業務への影響は大きくなります。
ポイントリノベーションは、使い勝手の悪かったエリアや内装が古くなっている部分だけに工事を入れる方法です。
例えば、カーペットや壁紙を張り替える、レイアウトを変更して個室を増やす、受付エリアを改装するなどが、ポイントリノベーションです。
工事期間を考慮する
オフィスのリフォームにかかる工事期間は、工事の内容やオフィスの広さによって異なります。
オフィス全体をリフォームするフルリノベーションの場合は、1~2か月かかります。
オフィスの一部だけを変更するポイントリノベーションでは、数日~2週間程度が一般的。
リフォームの目的を明確にする
従業員の増加にともなうレイアウト変更、企業ブランドを確立するためのリフレッシュ、社内コミュニケーションの活性化、IT環境の改善など、オフィスをリフォームする目的はさまざまです。
オフィスのリフォームは費用も時間もかかる大きなプロジェクトなので、予め何を成し遂げたいのかを明確にすることで、リフォーム効果を最大限に引き出せます。
企業としての問題解決や課題に優先順位をつけて、オフィスリフォームのデザインに反映させましょう。
費用を確認する
オフィスのリフォームを検討している経営者にとって、最も気になるのが費用でしょう。
フルリノベーションにかかる平均的な相場は、1坪あたり10万~30万円です。
ポイントリノベーションにかかる場合の費用は、1坪10万円前後が一般的。
もちろん、工事内容や使う素材のグレードによって、かかる費用は大きく変わります。
リフォーム業者に希望する仕上がりや予算を相談しながら、工事内容を決めていきましょう。
まとめ
オフィスのリフォームでは、オフィス移転をしなくても企業のイメージを一新したり、従業員の働く環境を改善したりできます。
オフィス全体をリフォームするフルリノベーションから、オフィスの一部のみを改装するポイントリノベーションまで、予算や希望する仕上がりに合わせて、オフィスリフォームを進めましょう。