床暖房の後付け 後付けするメリットや施工前に確認しておきたいポイント|千葉・船橋・習志野の五稜建設

五稜建設のインスタグラム
お問い合わせ電話番号043-251-7370定休日:日祝、第1・3土曜

お役立ちコラム

コラム

床暖房の後付け 後付けするメリットや施工前に確認しておきたいポイント

床下に熱源を設置し足元からじんわり暖める床暖房。
新築時にリビングなどに設置されることが多い人気の設備ですが、リフォームで後付けすることも可能です。

 

本記事では、床暖房を設置するメリットやデメリット、設置する前に検討すべきポイント、床暖房の種類、費用相場などを詳しく解説していきます。

床暖房の後付け 後付けするメリットや施工前に確認しておきたいポイント

床暖房にしたい! リフォームで後付けするメリットとデメリット

床暖房は家を新築する時のオプションとして設置されることが多いのですが、新築時は予算の都合などで床暖房を導入しなかったけれど、後々になって欲しいと感じる方も少なくありません。

 

「住んでみたら冬場は思った以上に冷え込む」「子供ができたので安全に使える暖房器具が欲しい」など、床暖房を設置したい理由はさまざま。
ここでは、後付けで床暖房を設置するメリットやデメリットをご紹介します。

床暖房を後付けするメリット

床暖房を後付けするメリットは以下の通りです。

 

・一度設置すれば基本的にメンテナンスは不要
・火を使わない暖房なので小さなお子さんがいても安全
・暖かい空気は上昇するためお部屋全体を効率的に暖められる
・部屋の空気を乾燥させない
・温風を出さないのでホコリが舞いにくい

床暖房を後付けするデメリット

何かとメリットの多い床暖房の後付けですが、当然デメリットもあります。
以下では床暖房を後付けするデメリットを紹介します。

 

・工事のために床をはがす必要がある
・設置費用が高額
・ヒーターやストーブに比べると部屋が暖まるまでに時間がかかる
・電気式の場合、エアコンよりも光熱費がかかる

 

メリットとデメリットの両方を比較して、床暖房を設置するかどうかを決めましょう。

床暖房を後付けする前に確認すべきポイント

床暖房の後付けを設置する前に、施工方法や床暖房の種類など、いくつか比較や確認をしておきたいポイントがあります。
床暖房の後付け設置には初期費用がかかるため、家の状況やライフスタイルに合わせた方法で床暖房を導入しましょう。

床暖房の種類を選ぶ

床暖房には温水式床暖房と電気式床暖房の2種類があります。
温水式床暖房は、床下にガスや電気で暖めた水を流すパイプが取り付けられており、温水でじんわり室内を温めます。

 

一方、電気式床暖房は、床下に電熱線が貼られたパネルを設置します。

温水式床暖房の方が光熱費を抑えられますが、配管が含まれるため施工に時間がかかり初期費用も高額です。
電気式床暖房は温水式よりも光熱費はかかりますが、施工がしやすいのが特徴。
リフォームで後付けする場合は電気式床暖房を選ぶのが一般的です。

床暖房の施工方法を選ぶ

床暖房の施工方法としては、既存の床材の下に床暖房を設置する方法と、既存の床の上に設置する方法があります。

既存の床材の下に床暖房を設置する施工方法では、一度床材を剥がして床暖房を設置します。
既存の床材の状態が良く床暖房対応のものなら、床暖房を設置した後に再び既存の床材を貼り直すことで、コストが削減できます。

 

一方、既存の床材の上に床暖房を設置する方法では、剥がす手間が省けるので施工費用を抑えられます。
しかし、リフォーム前よりも床の高さが高くなるため、隣接しているエリアと多少の段差ができてしまうことがあります。

床暖房対応の床材か確認する

床暖房は床材を温めるため、床暖房に適している床材を選ぶことが大切です。
後付けの場合は、床暖房対応の床材でない可能性もあるため確認が必要です。

床暖房に対応していない床材は、温度変化によって床材が反ったり、ひび割れたりすることもあります。
また、厚みのある床材では、床暖房からの熱が伝わりにくく、暖房効果が薄れてしまいます。

床暖房の後付けにかかる費用相場

床暖房の後付け設置を考えている方にとって、最も気になるのが設置費用や毎月かかる光熱費でしょう。
ここでは、床暖房のタイプ別に、設置にかかる費用や光熱費の相場をご紹介します。

電気式床暖房と温水式暖房の費用相場

床暖房の設置にかかる費用は、床暖房のタイプ、施工方法、施工面積によって決まります。

電気式床暖房の場合、1畳あたりの費用相場は5~7万円程。

 

8畳のお部屋なら、施工費用は40万円~56万円程となります。

温水式床暖房の場合、熱源の設置や配管が必要となるため、設置費用は割高になります。

1畳あたりの費用相場は6~10万円程で、8畳のお部屋なら、施工費用は60万円~80万円程となります。

月々にかかる光熱費

8~10畳程度のお部屋で床暖房を1カ月使用した時の光熱費は、電気式床暖房式で3,000~7,000円、温水式床暖房で1ヵ月に3,000円~5,000円です。

 

ON・OFFを繰り返さない、エリア分割できるタイプなら使用する部分のみをONにする、省エネモードを活用するなどで、光熱費を節約することができます。

まとめ

足元からじんわりと暖かさが伝わる床暖房は初期費用こそかかるもののも、一度導入すればメンテナンスの必要も少なく、快適に冬を過ごせます。

 

今お住まいの住宅に床暖房を取り付けたいと考えている方は、今記事でご紹介した注意点や確認ポイントを参考にして、快適な床暖房生活を手に入れてください。

このページのトップに戻る