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玄関ホールに手洗い場を設ける理由とは?メリット・デメリットや簡単リフォーム方法をご紹介!

外から帰ってすぐに手を洗える「玄関ホールの手洗い場」が注目されています。

感染症対策や花粉対策の面からはもちろん、小さなお子さんのいる家庭では“帰宅後の手洗い習慣”を自然に身につけられる点も魅力です。

 

一方で、設置スペースや費用、デザインの選び方など悩むポイントも多いもの。

 

この記事では、玄関手洗いのメリット・デメリットに加え、タイプ別の選び方やリフォームの費用目安、後悔しない設置のコツまで詳しく解説します。

玄関ホールに手洗い場を設ける理由とは?メリット・デメリットや簡単リフォーム方法をご紹介!

玄関ホールの手洗い場について

玄関ホールに手洗い場を設ける家庭が近年増えています。
新型感染症の流行をきっかけに「帰宅したらまず手を洗う」という習慣が定着し、玄関近くに手洗いがあることで生活導線を

 

スムーズにし、衛生的な暮らしを実現できます。
特に小さな子どもがいる家庭や、来客が多い家庭ではメリットを強く感じられるでしょう。

メリット

玄関ホールに手洗い場を設置する最大のメリットは、家に入ってすぐに手を洗えることです。
感染症対策はもちろん、花粉やホコリを室内に持ち込まずに済むため、衛生的な環境を保てます。

また、子どもに「帰宅後はすぐに手を洗う」という習慣を自然に身につけさせられるのも大きな利点です。

さらに、来客時にも便利です。

 

リビングや洗面所に案内せずとも玄関近くで手を洗ってもらえるため、プライバシーを保ちやすく、来客も気を遣わずに済みます。

加えて、デザイン性の高い手洗いボウルや水栓を選べば、玄関のアクセントとして空間をおしゃれに演出する効果も期待できます。

デメリット

一方でデメリットもあります。

 

まず、玄関という限られたスペースに手洗い場を設置するため、動線を圧迫してしまう場合があります。
間取りによっては「靴の脱ぎ履きがしにくい」「収納が減ってしまう」といった不便さが生じることもあるでしょう。
また、給排水設備の工事が必要になるため、リフォームや新築時の計画に組み込まないとコストが割高になりがちです。

 

さらに、玄関は外気の影響を受けやすいため、冬場に水が冷たく感じやすいといった不便さも指摘されています。
インテリアに合わないデザインを選んでしまうと、逆に空間の雰囲気を損ねることにもつながります。

設置場所の考え方

玄関ホールに手洗い場を設置する際は、動線と広さを考慮することが重要です。
玄関ドアを開けてすぐの場所では、動作の妨げになる場合があります。
そのため、シューズボックスの一角や、玄関ホールから廊下へ続く途中に設置するのがおすすめです。

 

また、家族用と来客用の動線を分けることも検討ポイントです。
家族が日常的に使う洗面所と、来客が気軽に使える玄関ホールの手洗い場を併用することで、より快適な生活が実現できます。

 

設置の際は、給水・排水管の引き込みが可能かどうか、工務店や設計士に確認しておくことが大切です。

玄関手洗い場の設置費用の相場

玄関ホールへの手洗い場設置費用は、選ぶタイプや工事内容によって大きく異なります。
シンプルな壁掛け型の手洗い器なら、設備代と工事費を含めておよそ10〜20万円程度が相場です。

 

一方、収納一体型やデザイン性の高いスタンド型を導入する場合は30〜50万円程度かかるケースもあります。
新築時であれば配管工事を同時に行えるため比較的安く済みますが、リフォームで後付けする場合は、壁や床を開けて配管を引き込む必要があり、追加費用が発生しやすい点に注意が必要です。

 

また、給排水の距離や床材の種類によっても費用が変動します。

手洗いのタイプ比較で選び方を簡単に

玄関ホールの手洗い場にはいくつかのタイプがあり、使い勝手やデザイン性、設置スペースに応じて選ぶことができます。
ここでは代表的な「壁掛け型」「スタンド型」「収納一体型」について特徴を紹介します。

壁掛け型

壁掛け型は、最もシンプルでコンパクトなタイプです。
壁に直接固定するため、省スペースで設置でき、狭い玄関にも対応可能です。
価格も比較的安価で、デザインの選択肢も豊富に揃っています。

 

ただし、収納スペースがなく、石鹸やタオルを置く場所を別途確保する必要があります。
シンプルさを重視したい人や、玄関の広さに余裕がない人におすすめです。

スタンド型

スタンド型は、床に設置する独立型のタイプです。
デザイン性が高く、玄関のアクセントとして存在感を発揮します。
ボウルの素材や形状も豊富で、インテリアに合わせて選びやすいのが魅力です。

 

一方で、ある程度の設置スペースが必要になるため、玄関が狭い場合には不向きです。
また、価格帯も壁掛け型より高めになります。
見た目を重視しつつ、玄関に余裕がある家庭に適しています。

収納一体型

収納一体型は、手洗いボウルと収納キャビネットが一体化したタイプです。
タオルや洗剤などをすっきり収納できるため、玄関周りを清潔に保ちやすい点が特徴です。

 

ただし、サイズが大きくなりやすいため、玄関スペースにゆとりがないと圧迫感が出る場合があります。
コストも比較的高めですが、機能性と使い勝手を重視する家庭におすすめです。

設置後に後悔しないための注意点

設置した後に快適に使い続けるためには、いくつかの注意点があります。
水回り設備である以上、メンテナンスや清掃を怠るとトラブルにつながるため、事前に把握しておくことが重要です。

水漏れ対策

玄関は住宅の出入り口であり、床材がフローリングやタイルの場合、水漏れによるダメージが深刻化する恐れがあります。
施工時にしっかりと防水処理を行ってもらうこと、また定期的に水栓や排水管の点検を行うことが大切です。

 

また、子どもが使う場合や頻繁に使用する場合は、水はね対策として防水パネルや撥水性のある壁材を選ぶと安心です。

清掃のコツ

玄関ホールの手洗い場は来客の目に触れる場所でもあるため、清潔感を保つことが重要です。
日常的には水滴を拭き取り、水垢やカビを防ぐよう心がけましょう。

 

また、排水口のゴミ受けはこまめに掃除し、詰まりを防ぐことが大切です。
デザイン性を重視して複雑な形状のボウルを選ぶ場合は、清掃のしやすさも考慮して選ぶと後悔しにくくなります。

導入を迷っている方へ|判断のポイントまとめ

玄関ホールの手洗い場は、衛生面や利便性の向上に大きく役立ちますが、スペースやコスト、清掃の手間といったデメリットも存在します。

 

設置を検討する際は、メリットとデメリットを比較し、自宅の間取りやライフスタイルに合ったタイプを選ぶことが重要です。
特に、新築や大規模リフォームのタイミングであれば配管工事をスムーズに組み込めるため、導入コストを抑えやすいです。

 

一方で後付けの場合は費用や工期が増える可能性があるため、慎重に検討する必要があります。
「帰宅後すぐに手を洗いたい」「来客用に衛生的な空間を整えたい」といったニーズがある家庭にとって、玄関ホールの手洗い場は非常に有効な設備です。

 

導入前にポイントを整理し、自宅に最適な形で取り入れることで、快適で安心できる住環境を実現できるでしょう。

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